どうも。お久しゅうです。
実は7月は京都、8月は大洗に行ってきました。
まあこれは機会があれば。
そんで9月のお話、また出かけてました。
今回は、というかだいたいは一人旅なので適当にうろうろするだけです。
これまた長いですがお付き合いください。
■1日目
東京はこの日は雨、降ってしまうと片手が傘で埋まるから面倒ですね・・・
まあ気を取り直して買ってたおでん食べましょう。
それにしても、なんだか見たことある容器ですね。
ということで、
また台湾に行ってました。
自分でも行き過ぎだとは思いますが、我慢できなかったんです。
しかたないね。
駅前には台北-桃園のMRT駅ができてました。試験運転中の車両も。
いったい何年延期してるんでしょうか。
新幹線に乗って着いたところが
南の終着駅、左營駅です。
今回は台北ではなく南の高雄が目的地。
期間中しっかり晴れてくれたのでありがたかったです。
歩いて行ける距離に高雄85大楼があるので早速行ってみます。
通りの看板が壊れてたり、台風の影響が随所に残ってますね(行ったの9月下旬です)。
高雄85大楼の展望台からは高雄の景色が一望できます。
海沿いだから開けてて気分がいいですね。
ただ、展望台への案内が少なくどこから入ればいいのか右往左往。そうしていると守衛さんが話しかけてくれて、親切に教えてくれました。
後でも書きますが、今回はとにかく人に話しかけられた、助けられた旅行でした。
高雄ではLRT(軽軌、市電のようなもの)を敷設中で、一部区間で無料で乗れる実証試験をしています。
駅にある架線でキャパシタに充電して駅間は架線レスというのは営業運転では世界初だそう。
車窓から見てても架線がないのはスッキリしてていいですね。
そのあとは草衙にあるタロコパークへ。
いわゆるショッピングモールで、とにかく広いです。メリーゴーランドの奥から電車走ってるくらいに。
中に入っているテナントにはそんなに興味がないのですが、ここにはミニ鈴鹿サーキットというカートコースがあるので一度見たかったのです。
もちろんちゃんと日本の鈴鹿サーキットが監修しています。今回はカートに乗ってはいませんが、次回は講習受けて乗ってみたいですね。
次はMRTの中央公園駅へ。
改札を出て地上への道に大きなひさしがかかっています。
「飛揚」というのですが、地下から見た地上の光との対比が印象的でした。
出た先は駅名の通り大きな公園で、駅前では決まった時間に噴水ショーがあります。
さらに次はMRTの紅線と橘線の乗換駅、美麗島駅へ。
実は今回の目的の半分くらいがこの駅です。
改札を出たところに世界最大級のパブリックステンドグラスアート「光之穹頂」があり、これがどうしても見たかったのです。
実際見たときにはあまりのインパクトに圧倒されて、しばらくカメラのことを忘れていました。
こればっかりは現地に見に行ってください。私も今見返したら光之穹頂の写真ばっかり300枚くらい撮ってますけどまた見に行く気満々です。
白状しますと、今回高雄を選んだ主な理由は4月号の最後に載せた台湾ライトノベル、「前進吧!高捷少女」(進め!たかめ少女)の舞台めぐりだったりします。
今年初頭にひょんなことから知り大ハマりし、ロクに読めないのに中文のライトノベルを買ってしまうという・・・
元々高雄にはそのうち行きたいと思っていたのですが、そのうちが初台湾から1年以内になったのはだいたい高捷少女のおかげです。
アニメの聖地巡礼のような、そんな決め方でもいいんじゃないですかね。
あ、日本版たかめ少女のtwitterプレゼントで頂いたピンバッジは家宝にしてます。本当にありがとうございます。
さて、夕方です。
ちょうどいい時間なので美麗島駅のそばにある六合夜市へ。
高雄は港町なので露店でも海鮮料理が多くあります。
これは胡椒餅、イカとかエビなんかも食べたんですが手がベタベタするので写真撮るに撮れないという。
なんとか鶏肉飯、蚵仔湯の写真は残ってました。飲み物はパパイヤミルク(持ち込み)。
六合夜市のはずれにある食堂で鶏肉飯30TWD、蚵仔湯50TWD。
メニューを発音して頼んだらちゃんと注文通ったみたいでなんだかうれしくなりました。
帰りにfacebookで小穹が言っていた五香味の乖乖を買ってホテルへ。
■2日目
今回のホテルも朝食付きのプランでした。
おかずの種類が少なかったですが、個人的には魯肉飯が食べられればそれでよかったので問題なしでした。
温かい豆乳と花巻もありました。
ただ、日本と同じ感覚でいると困惑すると思います。
ホテル紹介(booking.com)→ サンドゥオ ホテル
フロントの方がすごくチャーミングで大変楽しかったです。
初日に預け荷物のバックパックを見て他のお客のスーツケースと違って小さくてキュート!と言ってたり、
出かけで鍵を預けるときにも話をしてもらえたりと何かと気にかけてくれました。
いわゆるビジネスホテルですし万人向けではないですが私は気に入りました。
とにかくはじっこまで行こう!ということで橘線に乗って大寮へ。
ここにはMRTの車両基地があります。というかそれ以外はあんまりないです。
駅の階段降りたところでおっちゃんたちが談笑してたのが印象的でした。のどかだ。
で、大東の大東文化芸術中心へ。駅前にあります。
すごくのんびり、遊んでる子供が多くて微笑ましかったです。
駅の中もなんだかアーティスティックですが、艾米莉亞となぜかくまモンが・・・
高雄市と熊本市は経済交流があるのでまあ、くまモンいていいよね。
次は逆のはじっこまで行って西子湾へ
駅前では自転車のレンタルができますが今回は歩きで。
全力で日本語ですね。
途中すっ飛ばしてますがフェリーに乗って旗津に行きます。
高雄市長はともかく、この飯屋の看板キャラはどっかで見たことありますね・・・
海!!!
普段海なんて見ない生活なので新鮮に感じます。
露店でごはん食べる目的でしたが、海をぼけっと眺めてたら結構時間経ってました。
海はいいものだ。
続いておとなりの鹽埕埔駅へ。
小穹が鹽埕埔駅の駅員ということで、構内が
こんな状況になってます。いやもうすごい、としか言いようがない。
高雄捷運の本気ががが。
ちなみに各駅のいたるところにも高捷少女のマナー啓蒙ポスターが貼ってあります。
オリジナルキャラ創作大賞の掲示もありました。
気になる方は現地で見てね、と言いたいところですが作者さん達がpixiv等に多く載せているのでそちらで見てください。
そのあとはいろんな駅をうろうろ。
MRTの車両はこんなデザイン(都会公園駅)、シーメンス製だそう。
くら寿司が高雄初上陸(漢神巨蛋)、だいたい1皿130円ちょっとです。店内はめっさ混んでました。
んで、夕方になったので瑞豊夜市へ。
六合夜市より地元の方向けの夜市です。月曜日と水曜日はお休みで、毎日やってるわけでないのも特徴。
ここで天使鶏排の鶏排が食べたかったのです。
写真ではサイズが分かりにくいですが、高さ20cm弱あります。でかい。
人気店なので開店早々行列が。フレーバーを聞いて会計するので列はけは遅めですが並ぶ価値あり。
瑞豊夜市は六合夜市と違って細い路地がいくつもあって、そこに露店が並ぶ構造です。
通路が狭いので混むとぎゅうぎゅう詰めになります。
でも地元の方が多いからか熱気がすごいです。
■3日目
最終日なのでホテルをチェックアウトして出かけます。
今日日本に帰るの?とフロントの方が聞いてくるくらいにフレンドリー、次高雄に行くときにもまた泊まります。
ホテルのすぐそば。小さいながらも露店が集まる通りがあります。
やっぱり夜は活気がありました。
んで、2日目にも行きましたが鹽埕埔駅まで行って駁二藝術特區へ。
閉鎖されていた倉庫群を芸術施設に再利用しているスポットです。
駁二藝術特區のそばは操車場跡で、今は哈瑪星台湾鉄道館という台鉄の展示施設にもなっています。
こんな感じで、日本統治時代の車両も含めて屋外展示してあります。
開けている場所で天気が良いと本当にスッキリしているのでぜひぜひ。
一通り見た後はお土産を買いに。
本当は左營駅か夢時代ショッピングモールでお土産探そうとしてたんです。
で、西子湾駅のまわりをうろうろしていたら地元の人に何か探してるの?と(最初北京語、あとは英語で)話しかけられまして、
せっかくだからとお土産の相談をしてみたら2か所紹介してもらったのです。
本当に色々な方に話しかけてもらいました。ありがとうございます。
1か所目は前鎮高中駅からけっこう距離がありますが木倫のナッツバー
お店の写真撮ってないので駅前の写真で。全く観光地ではなく、地元の商店街みたいなところが続いています。
木倫までは歩いても行けますが遠いので駅前のレンタサイクルを使うと便利です。
旅行客はクレジットカードで認証して使えます。
ナッツバーはピーナッツ、アーモンド、カシューナッツなど様々種類があります。
今回はピーナッツとアーモンドを選択、飴の層がほとんどなくてナッツを口いっぱいに頬張るような感じおいしかったです。
ただ、容器も中身も華奢なので機内手荷物必須です。
2か所目は三多商圏にある呷百二。
おなじみのパイナップルケーキやヌガーをはじめ、色々な洋菓子を作っています。
パイナップルケーキは高雄産の材料を使っているらしいですよ。
外側は少しパサパサめですが、中のジャムは好みの味でした。
買った後に美麗島駅へ。
ちょうど光之穹頂のライトアップの時間に合ったんです。
最後に再度西子湾駅へ。
西子湾からの夕陽が綺麗ということで見てきました。
西子湾駅からは歩いて行ける距離ですが車の交通量多いです。
夕陽と西子湾から見た高雄市街。
夕陽を眺めながら帰りたくねえ・・・とか思ってました。
この後は左營から新幹線で桃園、桃園空港へ。
最後のごはんは空港でシンガポールごはんでした。(時間が遅くてだいたい売り切れてた)
今回は高雄の中心部だけ、と決めていたので2泊3日でちょうどいいように感じました。
前回もそうですが、タイガーエアの羽田深夜便で往復だと3日間がまるまる観光に使えて良いですね。
次回行くときは愛河などまた違った場所にも行こうと画策しています。
そんな感じの9月。
高雄の魅力にどっぷりとハマりこんでしまいました・・・